2025年の桃園閩南文化フェスティバルでは、閩南文化の独自の魅力を深く体感できます！5つのイベントを通じて、伝統と現代が交差する華やかな祭典を満喫しに、ぜひ桃園へお越しください。この土地がもつ熱気と活気を共に感じましょう！
桃園は、閩南人、客家人、先住民、眷村（かつての軍人村）、馬祖出身者、新住民など、多様な民族が共存する都市です。これらの文化が融合・交流することで、多彩で活気ある文化活動が展開されています。なかでも閩南文化は、台湾文化の重要な基盤のひとつです。先人たちの文化的伝統や思想、風習を数多く受け継ぎ、台湾の発展の各段階を映し出すとともに、庶民の日常生活に深く根付いています。
桃園市政府は、2016年に全国で初めて「閩南事務委員会」を設置し、閩南文化に関する学者や専門家を招き、専門的な知見の提供を受けてきました。その後2年間の積み重ねと準備を経て、2018年3月15日には「閩南及び民俗文化課」が正式に設置され、桃園における閩南および民俗文化の振興に専門的に取り組んでいます。閩南事務に特化した地方自治体の専門機関としては、これが台湾で初めての事例です。
長年にわたり開催されてきた「桃園閩南文化フェスティバル」は、今年も藝閣パレード（フォークロアパレード山車巡行）、国際龍獅招待試合、宴席料理イベント、桃園閩南文化国際フォーラム、藝陣パフォーマンスなど、人気イベントを引き続き開催します。また、八塊厝民俗芸術村を拠点に、閩南文化と地域とのつながりをさらに深め、桃園ならではの特色ある文化ブランドの構築を目指します。これらの取り組みにより、市民や来訪者に質の高い文化体験を提供するとともに、地域と国際社会の文化交流を促進し、地元住民のアイデンティティ意識を育みます。
また、多様なメディアを活用した広報を行い、全国メディアの注目を集めることで、イベントの効果を高め、桃園市の都市ブランドや観光産業にも好影響をもたらし、閩南文化の輝かしい印象を一層深めていきます。
